将来に希望が持てる職業

日本が高度経済成長期だった頃、カラーテレビなどの頭文字をとった3Cと呼ばれる略語がはやりました。その考え方と同じように、過酷な職場の状態を3Kと呼んだりすることがあります。伝統的な3つのKは、きつい・汚い・危険の頭文字だと言われていますが、その後新3Kと呼ばれるものも登場しているのです。そちらは、格好悪い・給料少ない・休日少ないの頭文字をとっているようです。伝統的な3Kの職場の具体例は、土木・建設現場等の肉体労働を指すことが多かったのですが、新3Kの具体的な職場の例としては、介護や医療・保育などの仕事が該当するかもしれません。3Kが揃った職場は誰もが敬遠したいと考えるでしょうが、一方で非常に役に立ち、社会的にその仕事の存在が強く求められているものでもあります。働く女性にとっては、あえて大変で給料が安い仕事は選びたくないというのは本音かもしれません。しかし、新3Kで挙げた職業はどれも人間と向き合い弱い部分をサポートしてあげられる仕事なので、役に立ったという実感を得られるはずです。実際に、お客さんや患者さんから感謝されることも多いでしょう。また、国策でもある社会保険の担い手という重要な役割も実感できるかもしれません。今後少子高齢化が進むと、ますます介護や医療・子育ての分野への対策が求められることになるはずです。そうなれば、給料の改善も見えてくるかもしれません。今、頑張ってやりがいを感じながら仕事を続けてノウハウを身に着けておけば、将来の活躍の役に立つでしょう。

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